レビュー AOクーラー 12 PACK CARBON  ソフトクーラーボックスなのに驚異の保冷力

こんにちは。柔らかな物腰なのに芯は強靭。そんな男性を目指しています。楽です。

外出先で食料と飲料の保冷に欠かせないクーラーボックス。大まかにハードとソフトに区別されます。これまでは宿泊など、長時間の保冷が必要な場合はハードクーラーボックスを選択し、ソフトクーラーボックスは保冷力が弱く、短時間用として簡易的に使用されるケースが多かったと思います。

そんな常識を覆したのが、AOクーラーが発売したソフトクーラーボックスです。へたなハードクーラーボックスより保冷力が高く、それでいて軽くて畳むこともことも出来てしまうという、良いとこどりの最強クーラーボックスです。今回は私が所有している「AOCoolers 12 PACK CARBON」を紹介したいと思います。  

目次

AOクーラーについて

1990年に「American Outdoors coolers」という名称で、アメリカでクーラーボックスの販売をスタートさせたました。現在はブランド名を「AO Coolers」にしています。

販売当初は食肉産業や水産業向けの企業業界向けクーラーとして販売を行っていましたが、その品質の高さから、次第にアウトドアユーザーにも受け入れられ、アメリカではクーラーボックスのメジャーなブランドとして地位を確立。現在では世界規模で販売展開されるクーラーメーカーへと成長しました。

日本では2017年にビッグウイングさんが正規代理店契約され販売が開始されました。まだ、それほど見かける機会がありませんが、ソフトクーラーの使い勝手の良さと、高い保冷力が支持されユーザーは増えてきている印象があります。今後、日本でもソフトクーラーボックスの定番メーカーになる事と思います。

12 PACK CARBON について

残念ながらカーボンは使われていません(笑) 丈夫な1,000デニールのPVC素材にカーボンファイバー柄のコーティングを施した外装になります。

高いUVカットとカビの予防を兼備し-23度の低温に耐えることができ、79度まで耐熱性があります。インナー素材にはウォーターベッドや地面に設置するプールなどにも使われている素材と同じ高品質TPUライナーを採用。内部の断熱材は厚み1.9cm、高密度の独立気泡ファームを使用しています。

基本スペック

<サイズ> 幅36×高さ30×奥行18cm

<重量> 905g

<容量> 11L

<材質> ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン

2Lペットボトル横向きで2本ギリギリ入ります。プラス500mlペット3本または、350ml缶12~13本いれてロゴス保冷剤Lが入ります。

私の場合、ロゴス保冷剤Lを2つ上下に配置してコロナビール3~5本と食材を入れて使用。1泊2日のソロキャンプに絶妙なサイズ感です。

サイドのバックルは取り外し可能でマチ幅は無くなりますが高さがアップします。中身が無くなったらバックルを外せば、ほぼ平になるので、省スペースになり、がさばりません。

取り外し可能なショルダーベルト付き。持ちては片方にカバーがマジックテープと一体となって縫い付けられており、重量がある場合でもカバーのおかげで手が痛くなりません。

フロントにはファスナー付き幅広ポケットがあり布巾を入れておくのに丁度いいです。内部の汚れが気になったら引き出して簡単にお手入れが出来ます。

まとめ

ソフトクーラーの弱点である保冷力を完璧に克服した素晴らしい商品だと思います。私はロゴス 倍速凍結・氷点下パックL という優秀な保冷剤を2個使用しているということもありますが、真夏の暑い日でも、夜まで保冷がしっかりされています。

取扱い易さも秀逸です。何といっても本体が軽いです。ハードクーラーと比べるまでも無いですがショルダーベルトで楽に持ち運びが可能です。簡易的に折りたたみも出来て収納、運搬時にスペースを取りません。

デザインもよく、ホームセンターで販売している物とは明らかに違う重厚感があります。カラー展開も豊富です。容量のラインアップも多様でソロからファミリーまで自分のキャンプスタイルにあった物を選択が出来ると思います。

非常に優秀なソフトクーラーボックス「AOCoolers 12 PACK CARBON」おススメです!

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