一度も炊飯した事がない独身男性へ 簡単な美味しいゴハンの炊き方とゴハンの保存方法

こんにちは!晩御飯は、ほぼ自分で作って食事している、結構マメな男、楽です。

一人暮らしをすることになって困った事の一つが食事です。コンビニ、ファーストフードのローテーションで毎日同じような食事にあきあきし、お家の炊きたてのご飯で、卵とか納豆とか、とにかく普通な物が食べたい!という思いが滅茶苦茶、強くなりました。また、偏った食生活で体調もイマイチよくありません。これは自炊して食生活を整えよう!と思い実行に移しました。

しかし、いざ炊飯器を買ってゴハンを炊こうとしたところ、情けないことにやった事が無いので出来ません。知人に「米の炊き方を教えて!」と連絡したところ、相当あきれてましたが教えに来てくれました。この優しい知人は、フルタイムで働きながら2人の子供を育て上げた家事歴20年を誇る、私の妹兼、料理の先生です。

米を一度も炊いたことがない中年男でも失敗せずに出来る「美味しいゴハンの炊き方とゴハンの保存方法」を、先生が教えてくれましたので、ここで紹介します。

目次

道具を準備する

炊飯器の他に用意する物があります。ざるとボウル、キッチンスケール、冷凍保存容器を準備します。殆ど料理を作らない人が失敗する一番の原因は、必要な道具を準備せずに、計量を適当にして、カンで雑に作業するからだそうです。先生が言うには「料理は化学」だそうです。正しい道具で、決められた量を、間違いない手順で調理すれば誰がやっても失敗はしないと断言されていました。

お米を計量する

炊きたい分のお米を計量します。カップでお米をすりきりで計量するよりも、キッチンスケールで計量した方が簡単で確実です。ざるとボウルをキッチンスケールに載せ0表示を押し風袋引きします。表示がゼロになったのを確認したら計量に入ります。今回は4合のお米を炊きます。お米1合は150gです。4合を炊くので4倍の600gを計量します。

お米を研ぐ

ボウルに水を張り、お米が入ったザルを入れます。お米全体を水に浸けたら、5秒程度、手で軽くかき混ぜてザルを上げます。素早くボウルの水を張り替え、今度は15~20秒、手で軽くかき混ぜて、ザルを上げ、水を交換します。この15~20秒かき混ぜる工程を計3回実施して研ぐ作業は終了です。米4合の場合は、これで糠とゴミは除去出来るそうです。研ぎ方のポイントは素早くだけどお米の粒を傷つけない事を意識してやさしくかき混ぜることです。

お米に水を入れて浸漬させる

お米を炊飯器に移して、目盛りに合わせて加水します。私は目盛りより1mm~2mm水を少なく調整します。新米古米で少し変化しますが、これが私のベストなゴハンの硬さです。これは人それぞれなので、お好みの硬さを、みなさん探してください。水は若干白く濁ってても問題ありません。水を入れ終わったら、すぐに炊かずに30分~60分程、お米を水に浸します。十分にお米に水を浸漬させることにより炊きあがりが美味しくなります。

早炊きで炊飯開始 炊けたらシャリ切り

浸漬が終わったら、いよいよ炊飯です。ここでお試し頂きたいのが、早炊きモードでの炊飯です。好みにもよると思うのですが、こちらの方が、あきらかに美味しく感じます。先生のお宅も早炊きで炊いてるそうです。美味しくて時短にもなりますんで、是非、お試しください。ただし、この方法は浸漬を必ずしてから炊くようにとのことです。浸漬無しで早炊きモードで炊くとお米が、固めで炊きあがって、ふっくらした感じが少ないゴハンになります。

ゴハンが炊けたらすぐに炊飯器の蓋を開けてシャリ切りをします。しゃもじをゴハンに垂直に入れて十字に切っていきます。その後、底からゴハンを掘り起こして、切るようにほぐしていきます。この作業で蒸気を逃がし余分な水分を飛ばします。ポイントはゴハンを潰さないように優しく丁寧にすること。必要以上にやり過ぎないこと。混ぜすぎるとお米の水分が出てベチョベチョなゴハンになってしまうからです。ある程度、蒸気を逃がしゴハンが解ればOKです。これで美味しい炊き立てのゴハンが完成です!

ゴハンを保存する

4合を炊くとゴハン約1300g程になります。これは私が炊いた少し硬めの場合です。季節により若干変化します。炊飯器の種類によっても重さは変化すると思います。炊いたゴハン1300gを6等分すると約217g。これが私の1食分のゴハンの量です。すぐに食べない分、217gを冷凍保存容器にいれます。炊き立てのゴハンを、素早く計量し蓋をしめます。粗熱をとってから冷凍庫に入れます。4合炊いて、すぐ食べる分と、保存する5個(5食分)が出来上がりました。保存容器で冷凍したゴハンを解凍する方法は、電子レンジで600Wで3分加熱してください。あったかゴハンの出来上がりです。

お米の保管方法も大切なのです。先生曰く買った袋のままとか、密封性の低い容器だと、お米にニオイがついたり、湿気で味が変化したりと、よくないそうです。最もよいのはペットボトルに入れて冷蔵庫保管が安心確実だそうです。

まとめ

ポイント
  • 必要な道具の準備をする
  • お米の計量はキッチンスケールが簡単確実
  • お米の研ぎ方は、素早く、やさしく、丁寧に
  • 30~60分、お米を浸漬させる
  • 浸漬させたお米は早炊きモードで炊飯すると美味しくなる
  • 冷凍保存する時は、炊き立てを容器に入れ、粗熱を取ってから冷凍庫へ
  • お米の保管はペットボトルに入れ冷蔵庫がおすすめ

先生から教わった「美味しいゴハンの炊き方とゴハンの保存方法」をご紹介しました。

炊飯出来ないの?とみなさん言われますが、以外と出来ない人は多いみたいです。自分の周りにも結構います。これだけ身近にコンビニ、飲食店が溢れて24時間いつでも美味しい食事が出来る環境だから、自分で料理をしなくても問題ないですからね。自炊をしない方が増え、炊飯も今までした事が無い方が大勢いらっしゃると思います。時間も道具も必要で少し面倒だし。

でも、やっぱり炊立てのご飯に勝るご馳走は無いと私は思いますし、シンプルにお腹が減った時にご飯があればとりあえず何とかなる。その他、炊飯するメリットは手間を考えても、それ以上にたくさんあるのではないでしょうか。今まで炊飯をしなかった方が少しでも興味を持たれたら是非、ご飯を炊いてみてください。その時、この記事が少しでもお役立ち出来たら、とても嬉しいです。

以上です。

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