高額医療費制度について独身中年男性が絶対に知っておくべき公的制度!

こんにちは。独身中年男性も日本にしっかり守られています!大丈夫です!楽です。

私達、独身中年男性にとって、心配な事のひとつに、病気になった時どうする?という問題があると思います。その中でも金銭的問題。入院手術となると高額な医療費が掛かります。

ですが我々、独身者は自身が病気になってしまうと、他者に頼る事も出来ない場合が多く、当然ですが働くことも出来ないため、収入も激減するかもしれません。

同志のみなさん、高額医療制度という公的制度をご存じでしょうか?健康で病院に行く機会がない方は、聞いた事ないという方もいらっしゃるかもしれません。私自身、40代前半に重症肺炎で入院することになり、初めて高額医療制度という制度自体を知りました。今回は、私自身の経験も交え、この高額医療制度を出来るだけ分かりやすく説明いたします!

目次

高額医療制度とは?

医療費が高額になった場合、自己負担額が一定額以下に抑えられるようになる制度です。所得によって1ヶ月あたりの自己負担限度額が決まり、それを超えた分が後から払い戻されます。

厚生労働省 高額療養費制度について

自己負担額はどうやって決まるの?

自己負担の上限額は、年齢や所得によって異なります。以下、我々に近しいと思う計算式2例です。

  • 年収約370~約770万円の方 → 80,100円+(医療費-267,000円)×1%
  • 年収約770~約1,160万円の方 → 167,400円+(医療費-558,000円)×1%

◇ 分かり易い例として、年収500万円くらいの会社員(40歳)が、総医療費100万円だった場合

→ 計算式は、80,100円+(1,000,000-267,000)×1%=87,430円が自己負担額になります。

→ 健保は3割負担です。1,000,000円の医療費に対して300,000円の支払いが発生します。

→ 300,000円の支払いですが、上限額が87,430円ですので差額212,570円が返金されます。

申請するにはどうすればいいの?

事前と事後の2パターンがあります。入院の場合、医療機関でも説明はあると思います。

事前申請の場合

高額療養費制度は後から払い戻しを受けるだけでなく、事前に申請をしておくこともできます。これにより、一時的に高額な医療費を立て替える必要もなくなるため、最もおすすめの方法だといえます。具体的には加入している健保で限度額適用認定証の発行手続きを行います。限度額適用認定証には区分が記載されるため、これにより病院の窓口では限度額までの請求しか行われないことになります。病院の精算時には、必ず保険証と一緒に限度額適用認定証を提示します。

事後申請する場合

下記の状態で、限度額適用認定証を申請できない場合は、高額療養費制度の事後申請を行います。

  • 急な入院などで「限度額適用認定証」が申請利用できなかった場合
  • 同月に複数の医療機関へかかったり、同世帯の方に医療費がかかり、合計が算出出来な場合
  • 多数回該当に当てはまり、4ヶ月目以降の自己負担限度額が引き下げられた場合

これらに当てはまる場合、事前に限度額適用認定証で自己負担限度額までの請求ができないため、一旦支払った後に高額療養費制度の申請を行い、払い戻しを受けます。

申請は加入している公的医療保険の窓口にします。例えば協会健保に加入している場合、会社の総務等に相談して対応してもらいましょう。申請書に記入し病院の領収書を添えて提出します。

注意点

高額療養費の支給期限は2年間

支給を受ける権利は、2年で消滅します。診療を受けた月の翌月1日から2年以内に申請を行わなければなりません。忘れがないように、早めに書類を揃えて申請するようにしましょう。

事後申請の場合、支給までに時間がかかる

申請してから実際に振り込まれるまで約3〜4ヶ月かかります。

高額療養費の対象にならない費用がある

保険適用される診療に対し、患者が支払った自己負担額が対象となります。生活する上で必要となる「食費」「居住費」、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」「先進医療にかかる費用」等は、高額療養費の支給の対象とはされていません。

実例 私の場合

重症肺炎で17日間の入院 手術無し  

総医療費       683,050円

負担額        211,010円

高額医療制度還付金  124,613円

実質負担金       86,397円

私の場合、制度を知らなかった為、事前申請出来ずに事後申請をしました。退院後に会社の総務に申請して約3カ月後に入金されました

この他に入院日額10,000円の民間医療保険に加入してたので170,000円の給付金を受け取ることが出来ました。これは申請してから1カ月も待たずに入金されました。高額医療制度を知り、民間医療保険の必要性を感じなくなり、後日解約しました。

結果、今回の入院では、83,603円のお金を逆にいただきました。

まとめ

本当にシンプルに言うと、平均的な所得の人であれば、普通の医療を受けた場合、1ヵ月の医療費自己負担額は上限約8万円程度で、それ以上はかかりません。とても優れた公的制度です。

高額療養費制度の自己負担限度額を知り、きちんと利用すれば、民間の医療保険に入っていなくても突発の病気、ケガにもある程度は備えることは可能だと思います。

以外と知られていない高額療養費制度。健康保険の制度の一つなので、誰でも利用することができます。私たち独身中年男性も公的な医療保険で結構守られているのです。もしものときの備えとして、高額療養費制度の自己負担限度額を知っておき、ぜひ有効に活用してください。

以上、「高額医療費制度について」でした。

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